コロニアル屋根健全維持のポイント

棟換気装置-当社施工例

屋根の塗装工事やメンテナンスの本当のところ

美観維持だけが屋根塗装の目的ではありません

また〃本当に屋根を語れる〃のは新築や営繕を深く知る大工棟梁と瓦職です

 
               一般に素人の方や塗装屋は〃屋根の劣化〃と聞くと外側の瓦の劣化を意識しますが、
               大工棟梁や京都伝統瓦職らは〃内側 防水シートや野地板の劣化〃を最も危惧します。
 

屋根劣化で本質的に怖ろしいのは

防水シートの脆弱化と野地板の結露腐食なのです。

コロニアル瓦屋根の天井裏から撮影された屋根野地板の結露腐食です。

カビやコケ、害虫も湧いて最後には屋根も崩落します。

懐中電灯を持って大工が天井裏に入り調査をします。

 

古来からの  重量系 焼き物日本瓦

重厚な趣の日本瓦

当社葺き替え施工例

  現在でも和風造り家屋やお寺等では使われていますが、焼き物日本瓦は通気と断熱力が強い故
    上で述べている野地板の結露腐食はほとんど心配無かったのです。完璧な温度対策瓦です。
     野地板は約50年間楽勝で健全維持が出来ました。ただ唯一デメリットは重いことだけです。

  焼き物日本瓦は不思議と野地板に結露がほとんど出ないのです。窯業釜で300時間焼成精製
  されているのと瓦どうし空間の通気性が良い、とだけは云われていますが、
  その科学的メカニズムは未だに解明はされていません。過去に内外大手素材メーカーが何度も
  同じ性能の材質物の化学的製造を試みましたが実現は出来ていません。
 

現在主流の 軽量系 コロニアル瓦

最も多い普通のコロニアル瓦

アーバニータイプ-コロニアル瓦

  現在主流の軽量コロニアル瓦はベースの野地板-防水シート-瓦がほぼ通気隙間皆無の状態で
  ピッタリとくっ付いて施工されています。瓦と防水シートを合わせた厚さはせいぜい5ミリ手前、

するとどうなるか?

    冒頭写真で述べているように野地板に膨大な自然発生結露が出て、野地板は早く腐ります。

焼き物日本瓦は野地板が腐食しなかったが、現在の軽量コロニアル瓦は野地が腐食し易い。

     特にアーバニータイプはその傾向が顕著なのです。

これが本当の常呂なのです。

 

では 軽量瓦に在って、

・・・ 野地板腐食阻止対策 はどうすれば良いのか?

それは、

天井裏の高温を抜く  棟換気装置です。

天井裏と外部を導通 棟換気装置-当社施工例です

 

↓ ↓ ↓ ↓ 冬場夜間マイナス2℃低温冷気の外気 ↓ ↓ ↓ ↓

厚さ3.5ミリ-軽量瓦

防水シート 1ミリ

野地板

↑ ↑ ↑ 家屋内部 天井裏-約42℃ サウナ状態の高温 ↑ ↑ ↑

       低温と高温とが薄い厚みの軽量屋根を挟んでぶっかりますと、高温側の野地板に
       膨大な自然発生結露が出てしまい、野地板は早く腐食をするのです。
 

棟換気装置-裏側写真です

排気口から入る雨水は横に出る構造になっています。

  屋根の頂上に棟換気装置を付ければ内部天井裏の熱気は同装置から外に排出されます。
  高温状態が緩和され低温と極端な高温とがぶつかり難くなり野地板の結露発生が緩和されるのです。
 
      本ページでの POINT を述べますと、
        ◎ 都市部の流行塗装屋や訪販は瓦の汚れや劣化しか見ず内部の野地板は危惧しない。
        ◎ 屋根メンテナンスで最も重要なのは防水シートと野地板である。
        ◎ 断熱力が強く通気の良かった焼き物日本瓦では野地板は結露腐食を起こさなかった。
        ◎ 軽量瓦屋根では通気隙間も無く密着施工なので野地板結露腐食リスクが高い。
        ◎ 結露発生の原因は温度変化 並びに 温度差である。
        ◎ それ故、軽量瓦屋根では棟内部の高温を緩和する棟換気装置が必要不可欠である。
 
        ◎ 現在のコロニアル瓦は昔よりも強度が弱くなっている。
        ◎ タスペーサーは瓦隙間内部数センチでの暴風雨時逆流雨水対策のみの話である
        ◎ タスペーサーは別次元で大きなリスクを持つ。
        ◎ タスペーサーを入れた瓦部分は歩くと確実に割れる 歩いたらおしまいである。
        ◎ 多くの大工らがタスペーサーに疑問を持っている。
        ◎ タスペーサーを入れないと屋根全体が腐る、は塗装屋のブラフである。
        ◎ コロニアル瓦の引き抜き部分交換は防水シートを破くのでやってはいけない。
        ◎ 塗装は屋根葺き替えまでが範囲の工務店系塗装店が安心
 

棟換気装置−当社施工写真

過去22年間 取り付け後 雨漏りトラブル皆無の実績

     

   

     

  棟換気装置は大手ハウスメーカー家屋でも新築時の下請け工務店が気の廻らない業者だと
  省かれていることもよくあります。また気密性住宅等ではうかつに増設も出来ません。
  また気の廻る軽量鉄骨系ハウスメーカーですと35坪家屋で二つ付いていたりもします。
 
  無いよりも在った方が良いのは勿論です。20年レンジでの軽量屋根−野地板結露腐食リスクは
  大差が出て大きく低減するからです。

アドバンスペイントなら、塗装足場時同時施工で、

8万円〜12万円で取り付けが可能です。

  また棟換気装置は塗装屋では取り付けられません。
  大工の中でも特殊機械が扱えて経験が豊富でないと下手な取り付けでは雨漏りしたりもします。
 

そして申し上げたい結論、

軽量瓦屋根 健全維持上で最も重要なのは、

この、棟換気装置 なのです。

  コロニアル屋根は棟換気装置が付いていて初めて焼き物日本瓦の6〜7割結露抑止能力です。
 

コロニアル瓦塗装と瓦隙間・タスペーサーについて

  コロニアル瓦塗装−アドバンスペイントは塗装前隙間保証

 

瓦どうしの隙間を潰さない塗り方を行います。

写真は比較的、厚みの付く遮熱塗料の下塗りですが、隙間は潰れていません。

仕上げ材 2回塗り完了後の写真です。

瓦隙間は健全維持されています。

 
  タスペーサーは?   大きなリスクも持つタスペーサー
 タスペーサーは踏んだらおしまい

02型と大きめの03型があります。

隙間を確認して頂けます

 
  私共も以前は率先してタスペーサーを組み込んではいました。
  上写真は以前、私共がコロニアル瓦塗装と同時に施工したタスペーサー埋め込み写真です。
 
   怖ろしい弊害を持つタスペーサー
  タスペーサーは瓦と瓦の間に押し込んで瓦どうしの隙間を強制的に広げる治具です。
  瓦どうし隙間が確保されていれば逆流水排出( 防水シート上にも暴風雨時逆流で
  雨水は多少入る)が円滑に排出され易くなるのは然りです。
 
  しかし物理的に決定的な弊害があります。
  タスペーサーを入れてある所をタスペーサーを入れているのを忘れて踏んでしまうと、
  応力で瓦は簡単にパーンと割れてしまいます。
  タスペーサーを45センチ間隔で屋根全体に入れたりすると、その屋根は二度と歩けません。
  ところが4〜6年が経つと忘れてしまって、うっかり電気アンテナ屋らを歩かせてしまいます。
 
  現在では地デジ屋やソーラ屋らがメンテナンス等で屋根を歩く機会は以前より増えています。
 
  そしてコロニアル瓦は一度割るとひじょうにタチが悪くなるのです。
  割った瓦を取り替える本当の意味での現状復帰の健全化は、その上の瓦も剥がして再固定を
  しなくてはなりませんが、そうなると基本的には全部フキ替えになってもしまいます。
 
  歩いて割ってしまうのは、圧倒的に多いのがアンテナ等の電気屋です。
  何年か前の地デジ−VHF交換時にこれが多発しました。
 
  彼らはホームセンターで売っているコロニアル瓦引き抜き治具で割れた部分の瓦を
  引き抜いて新しい瓦と交換して外見だけを復旧しようとします。
  外観繕いしか念頭に無い塗装屋の中にもこれをやる者は居ます。
  いずれも客には割ったことは話さずに外観繕いだけを行います。
 
  しかしこれを行うと下の防水シートをたいていの場合一緒に破くのです。
  コロニアル瓦は防水シートの上から釘で固定されており、動かすとシートを毀損します。
  これはコロニアル瓦屋根には致命的です。雨仕舞いの生命線は防水シートだからです。
 
  「塗装工事が終わって4年後に野地板の腐食が見つかり雨漏りが発覚した」、
  「タスペーサーを入れて下屋根を見たら瓦がズレていた」
  等の話はよくあるのです。
 

タスペーサーは入れないで済むのなら入れないに超したことは無い、

のです

 
  平成8年以降製造のコロニアル瓦は脆弱で割れ易い
  また軽量コロニアル瓦は平成7年に施行された改正アスベスト法で、それ以前には
  20%ほど行われていたアスベストの混入が禁止されるようになりました。
  アスベストは熱に強く、混入の目的は毎日晒される日射熱対策でした。
 
  当然、7年以前の物よりも強度、特に対熱強度は弱くなってしまいました。
  平成8年頃に製造された物の中では簡単に割れてしまう有名な製品もあります。
  ノンアスベストでの製造技術が安定して来たとされる平成12年頃の製造の物でも
  平成7年以前の物に比べれば脆弱性は否めないのです。

吸水だけで崩落しているコロニアル瓦

日当たりの悪い北側下屋根というだけで吸水崩落しています。現在のコロニアルは脆弱です。

タスペーサーなどはうかつには入れられません。

 
  そういう状況の中で気の利く新築業者の中には新築時からコロニアル瓦はもう使わず、
  強度が堅牢で安定しているガルバニウム板金瓦を使う業者も増えて来ているのです。
  ( ソーラ一体瓦を使う業者も居る )
  ( コロニアル瓦は安価で、新築時にコロニアル瓦を使う理由はコスト削減のためだけ )
 
  申し上げたいのは昔の平成7年以前のコロニアル瓦よりもアスベストの混入されていない
  脆弱化された現在のコロニアル瓦にタスペーサーを挿入して無理な応力を掛けると、
  もうそれだけで割れてしまう可能性もあるのです。
  築10年の家屋でも10年間毎日毎日、日射に晒されていますから分子構造は破壊されて
  脆弱化しているところに無理な応力が掛かると割れてしまう率が高いのです。
  改正アスベスト法以降の平成9年頃製造瓦もそろそろメンテナンス時期だからです。
 
  雨水が絶対に入らない構造のガルバニウム板金瓦

 

   ガルバ板金瓦では上写真の白十時の部分にネジ釘が打たれて野地に固定されます。
   その固定ネジ釘の打たれた白十時部分は次の瓦とU字ツメどうしが交差固定(白矢印) して
   一段差上で次の瓦に覆われますので、ネジ穴からは絶対に雨水は入らない構造なのです。
 
   堅牢さでも固定釘根元浸水対策でもコロニアルとは比較にならないほど優れています。
 
   コロニアル瓦のように小さな釘で固定するのではなく大きなネジ釘3つ/枚で固定ですので、
   固定も堅牢です。温度変化で瓦が動くこともありません。

   最新ガルバニウム瓦-IG工業スーパーガルテクト-当社葺き替え施工例

       裏には1センチ断熱、表面は遮熱加工とフッ素加工の物があります。
       現在では最新最強とも言える屋根瓦材です。外部耐用力30〜40年とも言われています。
       ガルバニウム板金瓦は経験豊富で気の廻る屋根専門板金職も居ないと施工は出来ません。

 

  コロニアル瓦どうしの隙間はどの位が妥当か?

   上の写真で左上程から斜めに引いた線は、一枚下段のコロニアル瓦が裏に居るラインです。
   赤丸は釘の割には大きな丸になってしまいましたが下段瓦の固定釘が居る位置です。
 
   下段の瓦は上段の瓦で固定釘部分は覆われて保護されているわけです。
 
   しかしコロニアル瓦はガルバニウム板金瓦のように固定釘廻りに雨水が来ないように
   プロテクションのための複雑な傾斜加工はされてはいません。一枚が平たく真っ直ぐのみです。
  
   すると、あまり瓦どうしの隙間が広過ぎると、暴風雨等の雨水逆流時には流水が固定釘の
   根元 まで来てしまい浸水を起こします。固定釘は防水シート-野地板まで貫かれていますから
   それらも浸水損傷をしてしまいます。 つまり雨漏り腐食になる、と言うことです。
 
   私共の主要な大工連中に聞いてみたところ、コロニアル瓦どうしの隙間はせいぜい1.5ミリ〜
   2ミリ手前が理想のようです。それ以上広いと逆流水が固定釘の根元まで行ってしまいます。
   もっと狭い方が良い、と言う大工も居ます。
 
  タスペーサー必要不可欠、は塗装屋のブラフ
 

外気-マイナス2〜3℃ 低温

 野地板&防水シート廻りに自然発生する
 膨大な結露最大リスク時の真冬の夜間での

コロニアル瓦-約3.5ミリ

 屋根-内外温度状態の図です。

防水シート-約0.6ミリ

 

野地板-約12ミリ

 

天井裏-40℃前後サウナ状態 高温

 
 

 

  真冬の夜間では寒いので暖房を炊きます。リビングや寝室等で発生した暖房の熱は
  上に登って行きます。辿り着く場所は2階の天井裏なのです。
  熱気は上昇するからです。2階の天井裏に家屋内全体の熱気は集まって来ます。
 
  しかし軽量屋根を挟んだ外側にはマイナス2℃と言った極低温の凄い冷気が居ます。
  結露とは空気中の水分が凝縮して液体化する現象ですが、内外温度差が
  激しければ激しいほど結露は暖かい側に起こり易くなります。

  考えてみて下さい、タスペーサーは瓦と瓦の間に挿入をする物です。
  あくまで防水シートの外側での話ですので天井裏の熱気はタスペーサーでは逃げません。
  防水シートと野地板が阻止しているからです。 日本瓦では瓦どうし隙間は5ミリ以上はありました。
  1.5ミリ如きの隙間で防水シートらとほぼ密着構造では熱気などとても逃げません。
 
  内部天井裏と導通している棟換気装置があくまで結露抑止の主役なのです。
 
  また防水シートは新築時には2枚を野地板に敷く業者も居ます。ホチキス釘で留めますが、
  釘横からの雨水侵入を危惧して二重に敷くのです。内部の熱気などとても逃げません。
 
  野地板廻り結露発生理由の最大脅威は内部 天井裏の高温熱気なのです。
 

棟換気装置の方が何倍も重要度が高い

  軽量瓦の屋根に在っては切妻鋭角トップ部分等に天井裏の熱気を抜く棟換気装置
  付いていて初めて昔の焼き物日本瓦とほぼ対等手前と言える結露抑止力なのです。
 
  断熱力と通気性の優れていた日本瓦では棟換気装置は要りませんでした。
  それでも京都平等院鳳凰堂などの屋根は1200年前の状態そのままなのです。
 
  かと言ってコロニアル屋根の塗装時に瓦どうしの隙間を塗料で潰して良いと言っているのではなく
  コロニアル瓦どうしの隙間は可能な限り空いているに超したことはありません。
  塗装乾燥後に専用カッターでの目切りも重要です。
  これは暴風雨時の逆流した雨水を円滑に追い出すための目的しか持ちません。
 
   塗装屋は棟換気装置のことはまず話さない&話せない
  野地板結露抑止とコロニアル瓦屋根健全維持のためには棟換気装置が最も重要なのです。
  塗装屋の言うタスペーサーは台風のような暴風時に瓦どうし隙間内部たかだか数センチの
  雨水流水逆流現象時の流水放出円滑化だけの話であり、タスペーサーを施工しないと屋根全体
  が腐る、などと言うことはまずあり得ません。
 
  私共、工務店系塗装店から言わせて頂くなら、〃棟換気装置が無いと屋根全体が結露で腐る〃
  なのです。
 
  タスペーサーは別の次元での弊害の方が大きく、下手をすればコロニアル屋根全体が駄目に
  なります。百害在って一利無しです。過去タスペーサー関連現場ではロクな話しかありません。
  多くの大工がタスペーサーには否定的なのと、改正アスベスト法以降の脆弱なコロニアル瓦
  にも否定的な大工が増えて来ています。
 
  タスペーサーは次元の狭い本論を欠いた塗装屋の商売のための商売横並びブラフです。
 
  棟換気装置の増設や新規取り付けは大工の中でも出来る大工と出来ない大工とが居ます。
  塗装屋ではまず出来ません。それ故、結露腐食抑止の本論の棟換気装置のことは一切述べず、
  タスペーサーなどと言った偏った部分ローカル論を屋根全体論の如くで消費者を煽るのです。
 
 

  

屋根の種類別-劣化の特徴

切妻屋根

寄棟屋根

雨掃けは良い

雨掃けがやや悪い

  急傾斜の付いた突端が鋭角状の屋根を   緩やかな傾斜で屋根面が基本4分割されている
  切妻屋根(キリヅマ ヤネ)と呼びます。   屋根を寄棟屋根(ヨセムネ ヤネ)と呼びます。
   
  急傾斜故に雨掃けは良く、雨樋に向けて一気に   傾斜が緩いため雨水の流水速度も遅く、比較的、
  サーツと流水しますので窯業瓦への雨水浸食や   タクリタクリとゆっくり雨樋に向かって流れますので
  先端での雨水内側廻り込みのリスクは比較的、   窯業瓦面の浸食リスクはやや在ります。
  低い特徴があります。一般に急傾斜屋根ほど   また先端で雨樋には落ちずに内側の拾駒幅木に
  腐食リスクは低いのです。   流水が廻り込んで腐食するリスクも持ちます。
   
  但し、雨樋の幅と雨受けには注意する必要が   棟板金も切妻屋根より量が多く在りますので
  あります。雨水流水が速い故、樋に当たった水が   特に排水経路部分の板金の錆に注意が必要と
  内側の拾駒木に撥ねて腐食させることもあります。   なります。
 

先端での雨水廻り込み例

   外観が健全に見えても瓦を剥がしてみると、先端の野地板が腐食している例がよくあります。
   これはコロニアルでも重量瓦でも、また切妻でも寄棟でも起こります。
   あえて言えば雨掃けの悪い寄棟の方がリスクは高いのです。
   特に日当たりの悪い北側下屋根(1階の屋根)が要注意です。
 
   同じハウスメーカーの同じ下請け工務店が建てた家でも近隣遮蔽条件等の東西南北の日射条件
   北向き斜面立地等、立地の条件や、新築時に施工をした板金職による水切り板金スカートの長さ等、
   ちょっとした悪条件が存在すると全く同じ家でも劣化には差異が出て来るのです。
   また、雨水の流水量や流水速度に合致していないサイズの雨樋を使っていたり、雨樋の雨受けが
   悪い取り付けを行っていますと雨樋内側の拾駒木が流水を受けて腐食したりもします。

拾駒部分には板金による雨水受けの有るケースと無いケースとがあります。

雨樋に落ちるときの流水が跳ねて拾駒と破風板上部隠蔽部分を腐食させます。

 
   ですから通り一遍に「塗装」を行うのではなく、劣化や劣化の原因を掴んだ御提案/施工が重要と
   なりますので屋根は瓦葺き等の専門職人、もしくは構造を知る大工棟梁の判断が重要になります。
 

棟板金の錆劣化と押え釘の浮き

   塗装時に浮いた固定釘の点検&頭押えを

棟板金に錆止めを塗装したところです

   しているところです  
 

棟板金内の腐食貫材の交換

固定釘が取れていたり板金にメクレが有ると

浸水により内部の貫材が腐食をして害虫発生リスク等不衛生状態になります。

棟板金を外し貫材を交換しているところの写真です。

 
   コロニアル屋根には屋根頂上や横端にたいてい水切りの板金が走っています。
   これは棟板金(ムネバンキン)と呼ばれています。
   棟板金は通常、釘で押えられていますが、この釘が日射高温と真冬夜間低温等の温度変化
   繰り返すうちに浮いて頭が出て来ます。そして浮いた部分から雨漏りがよく起こるのです。

 

そして、屋根塗装の基本意義とは?

   @.塗装をすることでサラッと雨掃けが良くなります。
          → 雨樋に流水し易くなり、窯業瓦面-吸水脆弱化リスクと屋根先端
               雨水廻り込みリスクが低減します。
 
   A.棟板金のメンテナンス
          → 塗装時に棟板金の押え釘も点検&頭押えが同時に出来ます。
               また、サビも塗装により抑止出来ます。
 
   B.屋根-遮熱塗料(従来とは異なる角度からのメリツト)
          → 近年、普及して来た遮熱塗料を施工することで夏場での省エネ
               効果と、従来屋根塗料より熱に強く長い耐用力が期待できます。
 

↑ 以上は主に外部防水の問題です。↑

 

屋根に上がらせて良い職人

   屋根は比較的、地面から目に付き易い1階部分の屋根を下屋根(ゲヤネ)
   実際に登らないと状態がわからない2階部分の屋根を大屋根(オオヤネ)と呼びます。
 
   昔からの大工棟梁や工務店の伝統的一般見解では、下屋根なら未だしも、
   大屋根には本来はその家を建てたときの大工棟梁と瓦職人以外の如何なる職方も
   歩かせてはならない、とされています。御客様である家主すら歩くな、と言う大工棟梁も居ます。
 
   比較的、技術レベル的に高いと云われている電気系職、特にアンテナ工事等でも
   瓦を気付かぬうちに割ったりもするからです。うかつな者を歩かせると瓦を割ったまま知らん振りになり
   発覚するときは既に相当に雨漏り腐食が進行しているときなのです。
 
   特に重量系日本瓦では歩く場所が決まっていて瓦職人以外では割ることがあります。
   長年の激しい日射熱を受けている瓦は脆弱化もしているからです。
 
   またセメント系瓦は現在廃止廃番傾向が顕著ですので割ると同じ瓦が手に入らない
   ことも有り得るのです。
 
   工務店系塗装店アドバンスペイントなら重量系瓦の塗装等の御要望のある場合では
   専属瓦職人を迅速に入れて対応致しますので御安心して御任せ頂けます。
 

 

 
   エアレス吹き付けは高リスク、良識業者は敬遠傾向
   またエアレス吹き付け塗装は均一には仕上がりますが近隣飛散により物損事故となる確率が高く、
   風向きで200m先の自動車に付着したりもしますので現在では10業者中9業者が敬遠する傾向です。
   人工手間も省けて人件費も安く出来ますのでエアレスを無理やり施工する業者も出て来てはいます。
   またたとえエアレス塗装でも三回以上吹けば厚みは付きますのでタスペーサーは必要となります。
 
   周辺100mが野原等の環境以外では当社では雨戸等でもエアレス工法は施工しません。
   「近隣で業者がエアレス吹き付けをしていたのだが自動車等に塗料付着物損害を受けた」のケースを
   数回耳にしています。吹いた業者が気付いていないか気付いていても無視して謝りにも来ない盗人
   猛々しいかのいずれかです。そもそもエアレス吹き付けが高リスク故、ローラー工法が開発された経緯
   があります。深慮のある常識的業者では通常は敬遠します。
  
   弊害面も持つタスペーサーには組み込み方があります
   塗る前から既に瓦同士隙間の間隔が狭くカッター目切りのみでは雨水流出隙間の確保が難しい場合、
   タスペーサーを組み込みます。
 
   但し、タスペーサーはどうしても必要な場合の必要箇所のみに最低限で施工するのが望ましいのです。
   どんな技術でもメリツトと共に相反するデメリットも持ちます。
 
   タスペーサーを単純思考の塗装職のみで屋根全体に施工、などは愚の骨頂です。
 
   アドバンスペイントでは家屋屋根のどの部分に結露発生リスクが高いかを一棟一棟毎で検証し、
   大工棟梁の判断によりタスペーサーを設置しています。タスペーサーの設置は必要最低限です。
 
   また様々な工夫によりタスペーサー弊害リスクを回避しています。
 

 

コロニアル瓦屋根の欠点とは?

本質抜本対策と付帯的対策を混同しない施工

 
    結論から申しますと、コロニアル屋根は築10年前後の外壁初回塗装時
    に同時施工で一度、塗られた方が良いでしょう。
 

そして、

↓ 以下は「温度」の問題なのです。↓

 
            外部防水と内外温度差&自然発生結露
        「外部から侵食して来る雨水を防ぐ外部防水塗装さえをしっかり行えば、家屋は守られて長持ちを
        する」、本質を語ったような防水塗装業者のセールストークですが、家屋とはそんなに単純なもの
        ではありません。然らば、何故、現在のハウスメーカー各社では気密性住宅や外断熱工法、壁内に
        通気層を持つ計画換気等が研究開発をされ、それら家屋が市場に続々と投入されているのか?
 
        総て、内外温度差で自然発生をしてしまう「結露」こそが家屋の老朽化・脆弱化・非衛生化の最大
        原因であることが阪神震災以降の検証からわかって来ているからです。
        「結露」の対策とは単純な外部防水のみでは解決しません。原因は「温度/温度差」だからです。
        そして「屋根」とは「風呂場」と並び家中で最も結露リスクの高い場所なのです。
 
 

↓当社の施工ではありません。

瓦同士隙間が5mm前後もあるセメン ト瓦

塗料で隙間を総て潰してしまった コロニアル

 これだけ瓦同士に隙間があれば雨水流水も健全性  ただでさえ通気隙間が狭くて苦しいカラーベスト・コ
 が維持され易く、瓦同士の隙間から通気も成されて  ロニアル瓦を外部防水念頭のみでブ厚く塗ってしま
 瓦裏側には比較的、結露も発生し難いのが特徴。  っているので瓦同士の隙間が全く存在せず防水シ
 瓦そのものも一定厚みがあるので断熱性を持ち、  ートの上での問題とは言え本来、重なって隠れてい
 内外温度差による屋根野地板や防水シート周辺の  る部分にも流れるべき雨水も遮断密閉されてしまい
 自然発生結露は抑止され易い。但し重いので、  、通気も皆無ですので毛細管現象と呼ばれる自然
 耐震上では不利なのが難点。これらの本瓦は、  発生結露が瓦裏側に発生してしまい害虫発生や
 出来るだけ塗る必要はありません。塗ると塗膜厚み  カビ等の温床になり野地板も腐食します。
 で雨水流水経路も狂い、せっかくある隙間にも塗料  
 を詰めますので通気能力も落ちて不健全になります  
 
            洋風コロニアル瓦屋根の決定的な欠点とは?
        コロニアル瓦は軽量であるゆえ、近年( ここ約30年間 )では家屋の屋根瓦として最も多く使われて
        います。日本のような地震国ですと軽量故に家屋構造材への負担が柔らぎ耐震上有利だからです。
       
        しかしながら大きな欠点も有しています。それはコロニアル瓦屋根は天井裏に熱気が非常に
        籠り易いと云うことです。つまり夏場は暑く冬場は自然発生結露が出易い宿命を持ちます。
 
        昔全盛だった日本独自のセメント瓦や焼き物瓦等の重量本瓦は、瓦直下に防水シートは全く
        敷かないか、敷いても通気性の良いものをせいぜい1枚のみ、もしくはお寺などでは通気性の良い
        杉の木のスライス等を防水シートとして敷いていたのです。

コロニアル屋根-野地板と防水シートの様子

本瓦-和風焼き物日本瓦

 上の写真は屋根のベースとなっているベニア板。  本瓦は重たく耐震上は不利ですが瓦同士には
 ベニアと言っても20mmの構造用合板です。  4ミリ前後の隙間が在り、更に瓦の裏側には防水
 この野地板の上に写真のように防水シートを敷くの  シートは敷いても通気性の良いものをせいぜい1枚
 ですが、コロニアル屋根ではこれを2〜3枚敷くのが  だけ、もしくは昭和40年代前半頃迄は全く敷かない
 一般的です。1枚目を敷いてホチキスで止めますと  こともあったのです。お寺などでは通気性の良い
 ホチキスの留め穴から雨水が入りますので、その上  杉の木のスライスを今でも敷いていますので、
 にもう1枚敷くのです。そしてやっとコロニアル瓦を  天井裏に熱気は籠り難く、結露発生は少ないので
 最後に葺きます。何枚もの防水シートで屋根全体を  日本のような高温多湿の環境でも構造木材が
 包みますので密閉で天井裏熱気は逃げ場が無く、  100年近くも持つのです。
 コロニアル屋根の中は1年中サウナ状態なのです。  

するとどうなるか?

            コロニアル瓦屋根は野地が腐食し易い

        防水シートで密閉されたコロニアル屋根は、逆説的に述べれば雨水は防水シートで防いでいる
        とも言えるのです。極言すれば一番外側のコロニアル瓦は意匠アクセサリー程度のニュアンス
        なのです。ですからコロニアル屋根は裏側の防水シートが重要なのです。
 
        上の写真二枚は結露で腐食した野地板です。野地の腐食は北側に圧倒的に多く起こります。
        日本の家屋は何故か最も日当たりが悪く湿気の多い北側に風呂場や台所等の熱源が多くの場合
        置かれています。発生した熱は上に向かって上昇しますので風呂場や台所の直上の天井裏に
        熱気は最も多く滞留します。よってその部位の野地板が最も結露が出て腐り易いのです。
 
        一般に、昔からの本瓦に比べ、コロニアル瓦の野地板腐食リスクは三倍高いと云われています。
        腐食はしなくても長年の結露で防水シート前後にはカビや害虫が著しく繁殖しています。
        温度的には害虫や微生物の卵孵化に最適なのです。日射条件や棟換気条件にもよりますが、
        早いケースですと築後10年前後で北側風呂場上の下屋根が腐食するケースもあります。
 

他、参考ページです

    ■ 屋根葺き替え工事  メンテナンスフリーの理想的屋根 複層コンパネ断熱通気層工法
 
    ■ 屋根葺き替え工事 こだわりの焼き物日本瓦-日本の気候に合致した王道の屋根
 
    ■ 家屋健全化に貢献する棟換気系-内気循環 通気口工事
 
 
 

 
 

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